The mirror in my mind

自分の心を映し出す鏡

アルコールに満たされた中で

 9%の350ml缶で酔ってしまうなんて。

 

 俺は今酔っている。自分の想いを話そう。俺はあの人が好きだ。いつもの通り顔や身体に惹かれた訳じゃない。彼女の心に惹かれたんだ。

 彼女はおしとやかでちやほやされる人でもない。でもその落ち着いた静寂な心が好きなんだ。ここで語らせてくれ。誰にも見つからないブログで。酔った俺は止められない。

 

 高校2年生の頃から、少し良い人だなと思ってた。だから自分なりに喋りかけたり、自分なりに積極的だったんだ。でもその頃の自分は弱かった。彼女の親友からアプローチを受けて付き合ってしまったんだから。

 高校を卒業して、離れ離れになってからも多少の連絡や付き合いはあったものの、それは友達としてだった。自分には付き合ってる恋人がいたり、恋人がいなくても女遊びを楽しんでたから、あの人のことをそんなに意識していなかった。あの人が彼氏と別れて、その相談を聞きに2人で飲みに行った時でさえも、俺は友達、または遊びの認識だった。自分はまだ弱くて、付き合える自信がなかった。あの時の帰り際の彼女の目は、俺に何かを求めているかのようだった。でも俺はそれに応えることはできなかった。ごめん。

 

 その後も俺はTinderで会った人と遊んだり、合コンをしたりして、自分の弱さを隠し続けてた。でも最近自分自身について考える時間が増えて思ったんだ。今まで顔の良さや身体を求めていたし、弱い女の子を見ると助けてあげたくて付き合ってしまう。だけど、俺が本当に好きなのは彼女なんだって。無償の愛を捧げられるのは彼女しかいないと感じた。

 

 別に振られたって良い。俺は好きだってことだけを伝えたい。心から好きだってことを伝えるだけで良い。伝えることに意味があるんだ。近いうちに、このことを言おうと思う。そうすれば、俺は悔いなく死ねる。もう2度と後悔はしたくない。