The mirror in my mind

自分の心を映し出す鏡

FOR 暇人

Dear 自粛で暇を持て余してる人たち

 

 いかがお過ごしでしょうか。今ボクはポルカの新曲「JET」を聴きながらこれを書いています。

 この曲、テレキャスター・ストライプと歌い方めっちゃ似てる。似てると言えば、椎名林檎の「正しい街」とSHISHAMOの「曇り夜空は雨の予報」も歌い方似てるとこがあって面白いです。感じ方は、人それぞれだから共感できないかもしれないけど。

 

 ばっちり手紙風の出だしで始まったけど、特に何も考えず書いてます。なにせ暇だから。

 今日もとりあえず読んだ本についての感想を書こうかな。

 

 まず一冊目は伊坂幸太郎の「グラスホッパー」。伊坂幸太郎の殺し屋シリーズ第一弾。彼は東北大出身で、仙台を舞台にした話をよく書く。仙台に住んでる友達が、すごく自慢してたのを思い出す。

 実はグラスホッパーは映画化もされてて、僕自身映画は2回くらい見たことある。そういうことも含めて、この本を読んでみたけど、映画と本では内容が異なってることがかなりあって新鮮味があった。

 とりあえずあらすじ。

 

 主人公の妻は、ある男のお遊びによって轢き殺されてしまった。しかし、その男は適切な処罰もされずに呑気に暮らしている。そのことを知った主人公は、復讐を胸に男の父親が経営している会社に社員として入り、男に復讐するチャンスを伺っていた。ある日、ついに男に会う機会が訪れた。しかし、男が交差点を挟んだ向こう側で信号待ちをしているとき、何者かに押されて男が轢き殺されてしまった。復讐を横取りされた主人公は、真相を探るために押した男の後を追う。。。

 

 って感じです。鯨、蝉という殺し屋と主人公の鈴木という3人の視点で描かれた物語は、それぞれの人生を追っているようですごく面白かったです。

 この本の題名であるグラスホッパー(バッタ)について、文中に面白い説明があった。

 

 バッタは密集した所で育つと群生相という黒いバッタに変化する。群生相のバッタは、翅も長く凶暴化するという。

 これと同じで、人間も密集した場所で育つと凶暴化する。

 

 人が10人、100人とかだと他人を意識しやすいが、1万人、10万人になると他人への意識は薄くなってしまう。関係のない人間には、横柄な態度も取れてしまうのではないか。それが群生相の人間なのかな。という個人的な意見です。

 

 自粛で暇のある人はリンク貼っとくので読んでみて下さい。

 

グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパー (角川文庫)

 

 

 グラスホッパーについて語りすぎて、文字が多くなっちゃったので他の本の紹介はまた今度にします。

 

 最後に一曲紹介します。YGの"FTD"


YG & Nipsey Hussle "FDT (Fuck Donald Trump)" (WSHH Exclusive - Official Music Video)

 

 これくらい強く物を言える人間になりたい。